
代表挨拶
今般、弊社ホームページを開設するとの事で、色々な懐かしい資料を見返したり読み返す機会を頂きました。
皆様のご協力で、これまでの人生を送ってこれたんやなぁと感謝しかございません。
私は、ホームページが何かもわかりません。
愚息がこの様な事を提案してきたのですが、きっぱりと断ってたんですけど…。
夫の他界後、私なりに一生懸命にコツコツとお仕事をさせて頂きました。
それもこれも長年私に携わって頂きました皆々様のご尽力あってこそと感謝いたしております。
そして、私に携わって頂いた皆々様にこの場を借りて一言お礼のご挨拶をできるのなら…と思い開設に同意した次第です。
今後ともよろしゅうおたの申します。
三木五鈴 プロフィール
京都に生まれ西陣の織元に嫁いだため、約60年もの間西陣織に携わってきました。
帯地製造販売の下仕事(経継・糸繰・緯巻・箔切等)に従事。夫の傍らで見よう見まねで機織りを覚え、約30年前から自らも織るようになりました。
1994年に夫が他界後は一人で手作業を続けてきました。
◇1960年代~現在
NHKBSプレミアム もういちど、日本「舞妓の帯」(「新日本風土記」連動番組) に出演
松たか子さんのナレーション
舞妓のトレードマーク…京都の伝統が生み出した華やかなだらりの帯
三木五鈴は数少ない手織りの職人
透けるような薄さが特徴的な夏帯「絽 注1)」、西陣の技が詰まった夏の帯
横糸は「濡れ緯 注2)」を使用
祇園の春の風物詩「都をどり」の衣装にも使われています
江戸時代から続く日本最大の花街、京都西陣の職人の技が織り込まれた艶やかな祇園の夜
注1) だらりの帯の長さは5m半、縦糸は普通の帯の半分・横糸は3分の2の量で糸が少ない為隙間が多いので織地が涼やかさを演出する
注2) 濡れた糸が乾く時、糸と糸がくっつき張りのある絹が織れる
※ 放送時の画像は著作権侵害の問題があるとの判断により、放送内容の事実のみを文字おこししております
NHK総合 プロフェッショナル仕事の流儀「京都・舞妓スペシャル」に出演
橋本さとしさん・貫地谷しほりさんのナレーション
伝統を守り継ぐプロフェッショナル
西陣にその人ありと言われる名人、三木五鈴さん
自宅兼作業場には天井までそそり立つ巨大な手織機、明治時代からの年代物の手機
現在西陣で作られる帯はほぼ全てが動力を用いた機械織で、三木さんは残り少なくなった手機の使い手
紡ぎだす帯にはほかにはない特徴がある、それは濡れ緯と呼ばれる秘伝の技で生み出されるえも言われぬ光沢
糸の乾燥を防ぐため、夏でもクーラーはおろか扇風機もつけず、帯一本に打ち込む回数は6万回以上
三木さんを仕事に向かわせるもの…、それはただ一つ【ええもん、着せたい】
タレントの滝沢カレンさんが自宅兼作業場を訪れ【裏方愉快】と四字熟語で流儀を表現
※ 放送時の画像は著作権侵害の問題があるとの判断により、放送内容の事実のみを文字おこししております
※ NHK総合プロフェッショナル仕事の流儀「京都・舞妓スペシャル」はNHKオンデマンド(有料)にて視聴できます。
三木五鈴とは違い、本当の意味での京都のプロフェッショナルな方々が多数出演されておられます。
ご興味をお持ちいただきましたら是非一度ご視聴くださいませ。
取扱品目
・几帳
・夏帯「絽」
弊社オリジナルの柄は全83種取り揃えております。
帯締・帯留等の商品につきましても、ご相談頂きましたら提携業者様をご紹介致します。
・その他
西陣織雑貨
※ 恐れ入りますが、上記の西陣織雑貨に関しましては、諸般の事情により【翠尚苑ミキコーポレーション】の既存顧客様・協力業者様へのみの販売とさせて頂きます旨、ご了承頂きます様宜しくお願い申し上げます。